加藤良大の案件獲得術第6回目。今回はプロフをクリックしてもらうためのワンポイント。
なかなか依頼が来ない……
プロフを見てもらいたい……
応募しても採用されない……
原因はすべてプロフィールにあるかもしれません。ちょっとした工夫で状況が劇的に変わることもあります。クライアントさんから直接お声がけをいただくためのポイントを見ていきましょう。
直接相談をうけるための3つのハードル
ランサーズで直接相談を受けるためには、3つのハードルを越える必要があります。
- ランサー検索で優先的に表示される
- プロフィールをクリックしてもらう
- メッセージで相談してもらう
検索で優先的に表示されるためには、ランサーズが公開している「検索順位要素」を踏まえ、適切なプロフィールに整える必要があります。しかし、検索アルゴリズムは不定期にアップデートしているそうなので、「これをすれば上位表示できる」という絶対的なノウハウは存在しません。
少ないチャンスをしっかりとものにするためにも、ランサーとしては、少しでも直接相談に繋がるように、プロフィールをクリックしてもらうためのポイントを押さえておきたいところです。
それでは、クライアントさんにクリックしてもらうためにはどうすればいいのでしょうか。ランサー検索を利用するクライアントさんは、クオリティやスピードなどを求めており、できるだけ条件にマッチしたライターを見つけたいと考えています。
しかし、ライターを探す時間は限られているため、全ライターのプロフィールを見ることはできません。
クライアントさんは条件にマッチしそうなライターをピックアップし、プロフィールやポートフォリオなどを読み込み、じっくり検討しますが、どうすれば、クリックしてもらいやすくなるのでしょうか。詳しく解説していきます。
クライアントが条件にマッチしそうかどうか判断するポイント
クライアントが条件にマッチしそうかどうか判断するポイントは次のとおりです。
・顔写真
・キャッチフレーズ
・表示名
・ニックネーム
・プロフ文の冒頭部分
・希望時間単価
これは、下記のようにランサー検索の一覧画面で表示される情報です。
この限られた項目を作り込むことで、プロフィールをクリックしてもらいやすくなります。
具体的に、どのように作り込めばいいか解説します。
本名と顔写真の登録は恐らく必須
検索順位変動要素の中でも、「本名」、「顔写真の登録」は恐らく必須です。ジャンル名などで検索した場合、5ページぐらいまでは「本名+顔写真」の方ばかりが表示されます。
事情で難しい方もいますが、できればどちらかだけでも登録しておいた方がいいでしょう。
顔写真のテイストは、執筆ジャンルに合わせることが大切です。ただし、明るくはっきりとした写真であることは、一部のジャンルを除いて必須でしょう。
笑顔の方が好印象ですが、クライアントによって異なります。また、執筆ジャンルが医療や不動産、法律、ビジネスなどの場合は、必ずしも笑顔の写真が良いとは言えません。
無難なのは、口角を少し上げて、軽く微笑むことです。
キャッチフレーズ
「クライアントが求めるスキル」を持っていることを示しましょう。有資格者であれば「資格名」、実績数をアピールしたい場合は「本数」を記載します。
また、「正しくわかりやすい記事」、「一次情報のみを参考」、「専門家ならではの現場の事情を踏まえた正しい記事」、「クライアント独自のレギュレーションにも対応」、「大企業との取引多数」、「ディレクションも可能!○○人のベテランライターグループ」といった文言など、クライアントさんの心をつかむ言葉を入れることも大切です。
ニックネーム
執筆可能ジャンルを入れることをおすすめします。単にニックネームを入れても、クライアントにとって興味のない部分のため、アピールできる内容にすることが大切です。
ニックネーム欄に資格名を入れてもいいですが、キャッチフレーズ欄の方が目立つため、あまりおすすめできません。
プロフィールの冒頭
プロフィールの冒頭部分だけ表示されるため、次の要素を冒頭に書きましょう。
・ライター歴
・実績本数
・特別な経歴や資格
・クライアントからの評価など
もっと読んでみたいと思わせることがポイントです。
プロフィールをどれだけ充実させても、クリックしてもらえなければ相談には繋がりません。どのような形で相談に繋がるのかを理解したうえで、対策していきましょう。
②キャッチフレーズで資格や実績をアピール
③プロフィールの冒頭150文字が大事
(文:加藤良大)