例えば、文字数2000字の記事のお仕事を受けたとします。これに対して画像が必要かどうか、またその画像の条件はどのようなものか、内容次第でかかる時間も大きく変わってくるでしょう。
・画像不要の記事の場合→画像探しの手間はもちろんいりません
・フリー画像を〇枚入れてください→アイキャッチと見出しの数というのが一般的です
・○○のサイトから700ピクセル以上の画像を入れてください→サイズ的に合う画像がないなど深みにはまってしまうケースが多々あります
一口に画像を入れるといってもパターンはクライアントによって異なるのですが、画像が必要な場合は安請負せずにどのような画像をどのような手段で得るのか事前にしっかりと確認することが大切です。
今回はフリー画像を中心にクライアントから指定されることの多い画像サイトをご紹介します。
覚えておきたい画像サイト5選
多くの方が利用しているフリー画像サイトです。無料登録の場合、1日の取得制限は5枚までとなります。また、15秒ほど待たなければいけない場合もあり少し面倒です。ただ、さまざまな画像が簡単に検索できる点で一番人気と言えるのではないでしょうか。
・1日の画像取得上限は5枚
・日本人の画像が多い
・あらゆるジャンルの画像がある
多くの画像が必要な場合は1ヵ月だけ有料会員となると便利です。プレミアム会員の場合は「待たずにダウンロードでき、ダウンロード回数も無制限となります。また、イラストACやシルエットACの利用も可能となります。費用は月980円です。
おしゃれな画像が多いフリー画像サイトです。例えば、画像はマカロンの写真です。また、1千万枚以上の写真があるため、じっくり選ぶことができます。
・おしゃれな写真が豊富
・日本人以外の画像が多い
基本無料ですが、上部に表示されるshutterstockの画像は有料となります。
イラストといえばココ!街のスーパーなどいたるところで見かけるのではないでしょうか?要望があれば追加してくれることもあるようです。アフィリエイターさんなどは、よく使うという方も多いでしょう。
用途はそれぞれですが、使い勝手の良さではナンバーワンです。そのため、よくありすぎるというのが少し痛いところでしょうか。
・豊富なイラスト
・同じ人が書いているので統一感がある
・商用利用OK
・1記事20枚まで
医療や美容関連の記事を作成するクライアントがよく指定してくるのが、こちらPAKUTASOです。難を言えば、同じモデルさんの似たようなポーズが多いこと。ただ、その辺にいそうなお兄さんお姉さんが多いので親近感の持てる画像となっています。
・医療・美容系記事によく使われる
・親近感のある画像が多い
・似ている画像が多い
PIXTA(ピクスタ)は、写真・イラスト・動画などのデジタル素材を販売する国内最大級のサイトです。購入不要で画像URLのみの納品を希望するクライアントも多いでしょう。
写真だけではなくイラストや動画素材もあり、2,000万点以上の販売を行っています。制作会社や広告代理店が使うケースが多いのですが、個人で利用している方もけっこういるようです。
・1度購入したものを何度でも使える
・全素材ロイヤリティフリー
・日本人の写真が多い
有料というと躊躇しがちですが、1枚39円からという低単価での利用も可能です。また、ご自身で写真を撮るという方はクリエイター登録も可能です。
そのほか
・足成
・フードフォト
・モデルフォト
・プロフォト
・画像横断検索サイト:タダピク
画像は記事を生かす!
記事制作において利用頻度の高い画像サイトを挙げてみました。
無料のものから有料のものまで、さまざまあります。たくさんの画像が必要なときや、自身のサイトに利用したいときなどは有料のサイトを利用してグレードを上げてみるのもいいかもしれません。
情報は目から入ってきます。記事において文章はもちろん大事ですが、そこに挿入されている画像はさらに早く情報として取り入れられます。文章だけではなく画像もより記事に適したものを選んでみてはいかがでしょうか。
画像選びのポイント
①ネットの場合、基本的には横長画像を用いる
②記事の内容に合わせた画像にする
③見出しごとなど枚数が必要な場合、似たような画像は避ける
④画像検索1ページ目の画像など、他サイトでも見かけるような画像は避ける
(文:日向あおい)
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