子育てと仕事の両立は必須!余裕がないあなたは外注を考えては?

人生に3回ある貯め期を把握して貯蓄を増やす

 世間では老後資金が2,000万円必要だとも言われており、貯金の必要性に危機を感じている人も増えているのではないでしょうか?貯金をするには、まずはお金のことを知ることが大切です。ところで、人生には3回の貯め期があることをご存じでしょうか?今回は子供を出産し、子育てをすることを前提に話を進めていきます。人生において結婚してからの期間で、お金の貯め時と言われているのは以下の3回です。

「新婚時代」「子供が小学校に入学するまで」「子供が独立後、定年を迎えるまで」

 

新婚時代は夫婦2人の生活で、独身時代同様の働き方をするなど夫婦で働きやすいため、収入が多い・子供の教育費がかからないということで、1度目の貯め時です。

 

子供が小学校に入学するまでは、子供の教育費を抑えることができ、レジャーでは子供料金も適応されるため、出費を抑えることができます。子供が小学校に入学後は習い事など教育費もかかるようになり、出費が増えていきます。そのため、子供が小学校に入学するまでが第2の貯め時となります。

 

最後の貯め時は、育児が落ち着いてからやってきます。子供が就職し、独立後から私たちが定年退職を迎えるまでです。近年では結婚年齢・出産年齢が高齢化していることに伴い、子供の独立から定年までの期間が短くなっています。30歳で子供を出産した場合、ストレートで大学まで入学・卒業したとしても、子供が就職したときには53歳になっており、定年退職が60歳とすると、8年の期間となります。

 

人生において、3回ある貯め時、トータルすると15年ほどあり、計画的に貯金をしていくと貯め時だけでもしっかりと貯金をしていくことができることがわかります。さらに、この貯め時に加えて、子育て中にも必要なものにはお金をかけながら、少しずつ貯金をしていくことで必要なときにお金を使うことができます。

 

お金だけじゃない!ワーママのメリット

 

貯金をするために必要なシンプルな公式は「支出<収入」となることです。収入が増えると、それだけ貯金もしやすくなります。そこで、共働きをすることによって、夫婦の2本柱で収入を強固なものとし、安定的に増やすことができます。

 

子供が小さいときには保育料など、夫婦共働きだからこそ、専業主婦の家庭よりも出費が増えてしまうこともあることが想定されます。そんなときに「私は働いている意味はあるのかな?」というワーママの女性の声も聞きます。ワーママのメリットは収入だけではありません。

 

「メリハリができる」「ママ・妻から自分に戻る時間ができる」

 

仕事をすることによって、1日の中で子育てだけをする時間が減ります。子育てをする時間が減ることはワーママにとって、デメリットでもありますが同時にメリットでもあります。仕事へ行くと同僚や上司・部下は大人だけです。自分の好きな時間にトイレへ行き、自分のことだけを考えて食事をとることができます。妊娠中は悪阻など、普段とは違う体調に振り回される・出産後は悪露や授乳など、新たな身体の変化に振り回される・体調が落ち着いてきた頃には元気すぎる子供の育児や家事などやることは尽きません。そんなときに家庭から離れて、すごす時間は精神的にプラスにもなります。

 

結婚してからは夫の妻として「××さんの奥さん」と呼ばれることも増え、違和感を覚えた人もいますよね。そんな奥さんよりも手強い存在が「ママ」です。子供が産まれてからは、夫婦から両親となり、夫婦同士でも「パパ」「ママ」と呼び合う人も多いですよね。そうしたときでも、会社では名前を呼んでもらえ個人でいることができます。妻やママから半ば強制的に自分に戻ることができる時間です。自分を取り戻し、自分でいることができる時間は大切な時間です。

 

もちろん、働くことによって、社会人として社会に貢献し収入も得ることができます。精神的にも収入的にも自立することができ、社会からの孤立感を感じることがなくなります。また、収入があることによって自由に使うことができるお金があることもメリットの1つです。

 

子育てと家事の両立はプロにお願いするのもあり

 

夫婦共に働くと、どうしても家事や育児で無理が出てくることもあります。そんなときには、プロにお金を支払い、サービスを受けて、フォローしていくことも有効な手段です。お金を使ってプロの助けを借りて、大変な育児期間を乗り越えていくのもありでしょう。

 

家事代行にもさまざまな依頼ができます。

「料理の作り置き」「掃除」「ベビーシッター」など、多岐に渡ったサービスを受けることができます。

 

日本では、まだ家事代行は一般的ではない一面がありますが、海外では家事代行はポピュラーなサービスです。現在では、栄養士や保育士などの専門資格を持っている人も家事代行を行っています。

 

ワーママこそ外注を利用して育児のストレス軽減

 家事に育児に大変なワーママこそ、家事代行という家事の外注化を利用して、上手に育児のストレスを軽減していくことがおすすめです。家事代行によって、食事の作り置きをしてもらった時間を使って、子供と触れ合う時間を増やす・ベビーシッターを利用して、仕事の残業をするなど活用方法はいろいろ考えられるでしょう。

 

直近で考えると家事代行を利用することにより、支出が増えてしまい、月々の貯金できる金額が減ってしまうかもしれません。しかし、子育てと両立しながら仕事を続けることによって、生涯賃金は上げることができます。

 人生における3回の貯め時を意識しながら、利用できるものは利用し賢く行動しましょう。

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